逆立ちや水平… 高さ10m、遊ぶキツネ表現 長崎で「竹ン芸」

2024/10/21 09:59 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 竹に登って曲芸を披露する「竹ン芸」(国選択無形民俗文化財)が14、15日、長崎市伊良林2の若宮稲荷神社であった。

 竹ン芸は、江戸時代に始まったとされ、祭りばやしに浮かれ、竹の上で遊ぶキツネを表現している。白装束と面で男ギツネ、女ギツネに扮(ふん)した演者が命綱無しで高さ約10メートルの竹に登って妙技を披露。観客の「よいしょ」のかけ声とともに逆立ちや水平ポーズなどを次々に決め、歓声を浴びた。【神崎真一】

毎日新聞

社会

社会一覧>