酒気帯び自転車運転の疑い 山口県内で初摘発 1日に改正道交法施行

2024/11/07 10:28 

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 山口県警防府署は3日、飲酒した状態で自転車を運転したとして、1人を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで摘発した。自転車の酒気帯び運転などに罰則を新設した改正道交法が1日に施行されて以降、県内で自転車の酒気帯び運転が摘発されたのは初めて。

 県警によると、パトロール中の警察官が運転者の呼気を調べたところ、基準値(呼気1リットル当たり0・15ミリグラム)を上回るアルコールが検出されたという。任意で捜査している。

 改正前は自転車の酒酔い運転には罰則があったが、酒気帯び運転にはなかった。改正により、酒気帯び運転にも3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されることとなった。自転車運転中にスマートフォンを使用する「ながらスマホ」も禁止され、罰則が設けられた。【小澤優奈】

毎日新聞

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