300キロ超の大きなわらじ 担いで無病息災を祈願 山形・高畠

2025/01/12 20:17 

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 山形県高畠町で12日、小正月の恒例行事「わらじみこし祭り」が行われ、地元の若者らが長さ約3メートル、重さ300キロを超える大きなわらじを載せたみこしを担いで無病息災を祈った。

 出羽三山参りをする道中の安全や健康を祈願して、町内にある大日如来にわらじを奉納したのが始まりとされる。

 厳しい寒さの中、さらしにねじり鉢巻き姿の担ぎ手約30人が沿道から清めの水を浴びながら「わっしょい、わっしょい」と掛け声を上げて街中を約2キロ練り歩いた。

 祭りを主催する「大日如来尊保存会」の皆川均会長(70)は「大雪のため除雪など苦労したが、無事開催できてよかった」と話した。【竹内幹】

毎日新聞

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