米西部カリフォルニア州ロサンゼルス一帯で続く山火事を巡り、大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属するフレディ・フリーマン選手と妻チェルシーさんが総額３０万ドル（約４７３０万円）を消防当局などへ寄付すると決めた。米メディアが１０日に報じた。ロサンゼルスに本拠地を置くスポーツチームも共同で支援活動を始めた。

　フリーマン選手は大谷翔平選手らと並ぶドジャースの中心選手で、昨年のワールドシリーズではＭＶＰに輝いた。

　報道によると、フリーマン選手夫妻はロサンゼルスの消防当局の基金など３組織に１０万ドルずつ寄付する。ドジャースなど１５のスポーツチームは「ＬＡ　Ｓｔｒｏｎｇ（ロサンゼルスは強い）」とプリントされたＴシャツやパーカの販売を開始。売上金は米国赤十字社などに寄付する。【ワシントン秋山信一】