今年も「ド派手衣装」で成人式 個性豊かに節目祝う 北九州
成人の日(13日)を前に北九州市は12日、小倉北区の西日本総合展示場で「二十歳の記念式典(成人式)」を開いた。2022年の改正民法施行で成人年齢が18歳に引き下げられたが従来通り20歳を対象に実施。今年も「ド派手衣装」で着飾った若者の姿があった。
式典には対象の8967人のうち約4600人が参加した。当事者による実行委員会「はたち会議」が企画し、節目を迎えた若者たちに将来の夢や感謝したい人を聞いた。参加者は「北九州市に育ててもらったので、恩返しができるよう市役所で働きたい」「おいしいごはんを作ってくれたお母さんにありがとうと伝えたい」などと思いを語った。
武内和久市長は「社会の一員として活躍されることを楽しみにしています」とあいさつ。実行委を代表し、堀翼沙さんと松本好未さんが感謝の言葉を述べ、特別支援学校の教員を目指す堀さんは「障害の有無に関わらず誰もが夢を抱き、かなえることができると伝え、誰もが笑顔で暮らせる社会を目指したい」と抱負を語った。
友人と写真を撮っていた専門学生の八尋心咲(みさき)さんは「家族にいつもありがとうと伝えてきた。おばあちゃんみたいに面白くて、良い家庭を持ちたい」と話した。
会場には、友人とおそろいのはかまをはいたり、名前入りのぼり旗を持ったりした人たちも。それぞれが個性豊かに節目を祝った。
式典後、ライブパフォーマンスイベント「20th(ハタチ)応援フェス」が初開催され場を盛り上げた。
行橋、飯塚、直方市などでも二十歳を祝う式典が開かれ、それぞれの門出をかみしめていた。【井土映美】
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