「描いた原画1300枚」 アニメーター目指す学生の卒業展 宇都宮

2025/02/22 07:15 

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 宇都宮アート&スポーツ専門学校(宇都宮市大寛1)を今春卒業する学生らの作品展「卒展2024」が、県総合文化センターなどで開かれている。24日まで。

 同校はイラストレーターやアニメーター、ゲームプログラマーなどを目指す若者が在籍。卒展では2年生らが創作したイラストやデジタルアートなどを展示するほか、制作過程を説明する展示もあり、同校での学びの一端を知ることができる。

 アニメーターコースの学生たちは、1年間かけて企画・制作した約10分のアニメ「ミラくる!ネル☆けーしょん」を出品。宇都宮を舞台に、主人公の少女「ネル」が成長する姿をコミカルに描いた物語で、温かみを感じるキャラクターが、テンポよく躍動する力作となった。

 制作チームのリーダーの同校2年、竹沢夏和さん(20)は「描いた原画は約1300枚。スケジュール通りに制作が進まないなど苦労もあったが、多くの人に見てもらえるのがうれしい」と話していた。午前10~午後5時。入場無料。【小林祥晃】

毎日新聞

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