「大阪マラソン２０２５」（毎日新聞社など共催）は２４日、大阪府庁前をスタートし、大阪城公園内でフィニッシュするコースで開催される。男子は９月に東京で開催される世界選手権の代表選考会を兼ねる。２２日は主な海外招待選手と国内招待選手が記者会見に臨んだ。

　日本記録（２時間４分５６秒）保持者の鈴木健吾（富士通）は「１年を通してバランス良くトレーニングをやってきた。ふがいない走りが続いているが、久しぶりにチャレンジングなレースができる」と話し、昨年１２月の福岡国際マラソンで吉田祐也（ＧＭＯインターネットグループ）が出した２時間５分１６秒切りに照準を合わせた。

　パリ・オリンピック代表で優勝を狙う小山直城（Ｈｏｎｄａ）は「３０キロの通過でいけると思ったら日本記録にも積極的に挑戦したい」と意気込んだ。２０２３年の世界選手権に出場した西山和弥（トヨタ自動車）も「もう一回世界で勝負したい」と代表入りを見据え、細谷恭平（黒崎播磨）は優勝を目標に掲げた。

　海外招待選手ではベスウェル・キベト（ケニア）、国内招待選手では西山雄介（トヨタ自動車）が欠場する。【皆川真仁】