りくりゅう「ベース上がってきたと感じる大会」 4大陸優勝から一夜

2025/02/22 15:01 

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 韓国・ソウルで開催されているフィギュアスケートの4大陸選手権ペアで2年ぶりの優勝を果たした「りくりゅう」こと三浦璃来選手、木原龍一選手組(木下グループ)が22日、フリーから一夜明けて取材に応じた。今大会で得た手応えを語るとともに、約1カ月後の世界選手権(3月、米ボストン)へ向けて意気込みを新たにした。

 フリーでは今季自己最高となる142・59点をマーク。三浦選手は「シーズンを通して1番自信を持って挑めた試合だった。スピードを最後まで出しきれた」と改めて振り返った。また、木原選手は自身のケガで満足なシーズンを送ることができなかった昨季と比較し、「昨季はフリーを滑りきるということがゴールになってしまっていた。でも今は、さらにユニゾン(2人の調和)を上げ、自分たちの表現したいことに気をつけるというレベルまで持っていくことができている」と成長を口にした。

 次なる目標は世界一奪還となる。三浦選手は「今回も細かいミスはあったが、失敗してもベースが上がってきたと感じる大会だった。(世界選手権までの)約1カ月、毎日悔いのない練習を続けていきたい」と語った。【ソウル倉沢仁志】

毎日新聞

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