ローマ教皇の容体悪化 バチカン発表「楽観視できず」

2025/02/23 04:25 

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 肺炎で入院中のフランシスコ・ローマ教皇(88)の病状について、ローマ教皇庁(バチカン)は22日、「容体が悪化した」と発表した。ロイター通信などが伝えた。

 教皇は「ぜんそくのような呼吸困難」に苦しみ、「楽観できない」状況にあるという。また、血小板数の低下が確認されたため、輸血も必要な状況になっている。

 教皇は2月に入り呼吸困難を訴え、14日にローマの病院に入院した。その後、肺炎と診断された。

 担当の医師らは21日の時点で「命に別条はない」との見解を示していたが、容体は安定していないとみられる。【ロンドン篠田航一】

毎日新聞

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