「まるでピクニックのよう」に米軍上陸 80年前、沖縄本島では
1945年4月1日、米軍は早朝から激しい艦砲射撃を加えた後、沖縄本島中部の西海岸へ上陸した。予想に反して日本軍の反撃はほとんどなく、米軍の従軍記者だったアーニー・パイルは上陸後の行動をこう書き残す。「まるでピクニックのようだった。皆で腰を下ろして七面鳥とオレンジに舌鼓を打った」
読谷山(ゆんたんざ)村(現・読谷(よみたん)村)の自然壕(ごう)、シムクガマではこの日、避難していた住民約1000人が米軍に保護された。ハワイ帰りの大人2人が米兵と交渉し、投降するよう住民を説得した。
一方、近くのチビチリガマでは翌2日、住民が集団自決し、83人が亡くなった。半数以上が子どもだった。米軍は投降を呼び掛けたが、多くの人が「残虐に殺される」と恐れ、応じなかった。
本土決戦までの時間を稼ぐため、日本軍はあえて地上戦に持ち込んだ。米軍の侵攻を遅らせようと、各地の橋も事前に破壊した。だが、その工作は功を奏さず、むしろ住民の避難を妨げた。米軍は沖縄本島を分断して南へ、北へと進んだ。嘉手納町に、爆破された栄橋の橋脚の一部が残る。【喜屋武真之介】
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