「仲間意識」を悪用 オンラインゲームに潜む犯罪の“わな” 対策は
オンラインゲームを通じて犯罪に巻き込まれるケースが相次いでいる。ゲームの利用者の間で生まれる「仲間意識」を悪用した犯罪行為もあるといい、警察は注意を呼びかけている。
「ネットゲームで知り合った愛知県の友人の家に泊まってくる」。愛知県一宮市の住宅で遺体で見つかった東京都葛飾区の高校生、加藤和華さん(16)は3月28日、そう母親に告げて外出した。
その後、連絡が取れなくなり、31日夜に江口真先容疑者(21)の自宅で遺体で発見された。愛知県警は江口容疑者を死体遺棄容疑で逮捕し、事件に至る経緯を調べている。
警察庁によると、2024年にオンラインゲームをきっかけに犯罪被害に遭った18歳未満の子どもは98人だった。統計を取り始めた19年は65人で、20年59人▽21年77人▽22年107人▽23年89人――と推移している。
24年の98人の内訳をみると、性別では94人を女性が占めた。小中高校別では、小学生22人▽中学生56人▽高校生18人で、その他は2人だった。
今年1月には、宮城県の男子高校生(17)がオンラインゲームで知り合った男性(29)に誘われて出国し、ミャンマーで特殊詐欺の電話をかけさせられていたという。
警察庁によると、ほとんどのオンラインゲームには、「ボイスチャット」や「メッセージ交換」などの会話機能があり、匿名でも面識がない人同士が簡単にやりとりできる。また、協力してゲームを進めることで、仲間意識を持ちやすい面がある。
ただこうしたゲームの特徴を悪用する人もいる。例えば、ゲーム内の高価なアイテムをプレゼントしたり、ゲームの攻略を助言したりして子どもの信頼を得て、それにつけ込んで犯罪行為に及ぶ人がいるという。
警察庁は対策として、子どものスマートフォンやパソコンなどの利用時間や課金などを制限する「ペアレンタルコントロール」の機能を活用するよう呼びかけている。
また家庭内でルールを作ることも必要だとする。例えば、ゲーム内で知り合った人と安易に個人情報を交換したり実際に会ったりしない、少しでも不安を感じたら相談することなどが挙げられるという。【山崎征克】
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