在沖縄米兵の性的暴行事件 林官房長官「あってはならない」

2025/04/24 13:01 

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 林芳正官房長官は24日の記者会見で、在沖縄米海兵隊員が米軍基地内で沖縄県内の成人女性に性的暴行をし、不同意性交などの容疑で書類送検された事件について、「捜査中の事案で政府としてコメントすることは差し控える」とした上で、「一般に米軍人による事件事故は地元の皆様に大きな不安を与えるものであり、あってはならない」と述べた。

 林氏は米国側に事件事故の再発防止を含む地元の負担軽減を求めてきたとし、「今後とも再発防止策の実効性も含め、在日米軍の綱紀粛正と再発防止の徹底を働きかけ、日米間で協力していく」と強調した。会見では日本政府が事件を把握した時期や、米国側に抗議したかなども問われたが、明らかにしなかった。沖縄では昨年6月以降、米兵による性暴力事件が相次いで発覚している。【竹内望】

毎日新聞

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