「私のようにならないで」 原千晶さん、子宮頸がん経験を語る

2025/05/19 09:30 

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 子宮頸(けい)がんなどの予防を呼び掛けようと、一般社団法人「メディカルチェック推進機構」(東京都)は18日、札幌市内で講演会を開き、子宮頸がんを患った経験のあるタレントの原千晶さん(51)が「大事にしたい自分の身体」と題して特別講演した。

 原さんは30代で子宮頸がんと診断され、子宮を残す治療を選択。その後、子宮体がんなどを発症し、子宮を全摘出した。11年に婦人科系がん患者の支援団体「よつばの会」を設立し、予防啓発の活動を行っている。

 原さんは初めてがんと診断された後、医師から月1回の通院を指示されたものの、途中からサボるようになり、症状を悪化させてしまった経験を披露。「絶対に私のようにならないでほしい」とした上で、病気の正しい情報や知識を得るよう呼び掛けた。【高山純二】

毎日新聞

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