車の安全性能ランキング、大賞はトヨタ「クラウンセダン」 国が審査
自動車の安全性能を評価する2024年度の「自動車アセスメント」で、最高評価の大賞にトヨタの「クラウンセダン」が選ばれた。アクセルとブレーキの踏み間違い防止装置の性能などが高く評価された。
国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)が発表した。自動車アセスメントは、国交省とNASVAが市販車を審査し、格付けする制度。結果を公表して車選びの参考にしてもらうとともに、メーカー側に安全性能の向上を促す狙いがある。
24年度の試験は、販売実績の多い6車種を対象に17項目で実施。歩行者の飛び出しやドライバーの操作ミスが起きた状況を作り出し、衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)や車線逸脱抑制装置などの機能によって、どれほど衝突を回避できるかを調べた。
クラウンセダンは、ブレーキと間違えてアクセルを踏んだ時に急加速を防ぐ「踏み間違い防止装置」のほか、歩行者と衝突した場合の衝撃を吸収するフロントガラスやボンネットの構造が高く評価された。
次点はマツダ「CX-80」で、ホンダの「CIVIC」と「WR-V」が続いた。
CIVICは、自動ブレーキの試験の得点が高かった。時速60キロで走行中に自転車が飛び出し、ブレーキをかけなければ4秒で衝突する状況で衝突を回避できた。より検知が難しい夜間の歩行者の飛び出しに対しても、自動ブレーキが効力を発揮したという。
ただし全体でみると、自動ブレーキの試験では複数の車種が、右折時に歩行者との衝突を回避できなかった。走行中の事故を確実に防ぐ自動ブレーキの開発は容易ではなく、国交省の担当者は「現在の自動ブレーキは、人間の運転操作を補助する装置だ。自動ブレーキに頼った運転はしないでほしい」と強調している。【木村敦彦】
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