新名神道逆走事故 道路封鎖して実況見分 逮捕の容疑者も同行

2025/06/04 19:27 

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 三重県亀山市の新名神高速道路下り線を乗用車が逆走し、対向車に接触するなどして4人が軽いけがをした事故で、県警は4日、現場付近で、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで再逮捕した容疑者立ち会いの下、実況見分を行った。

 事故は5月18日午前11時ごろ、鈴鹿トンネル入り口付近で発生。逆走車が乗用車2台に接触し、これに気付いて停止した後続の貨物車や乗用車など4台が玉突き事故を起こした。けがをしたのは後続の事故に巻き込まれた乗用車の女性4人。

 実況見分では、再逮捕されたロッシ・クルーズ・ジョン・エリアス容疑者(34)=ペルー国籍=を現場に同行し、事故当時の車の配置を再現するなどして状況を詳しく調べた。

 これに伴い、現場を含む甲賀土山インターチェンジ(IC)―菰野IC間と亀山西ジャンクション(JCT)―亀山JCT間が午後1時半から約2時間10分にわたって通行止めとなった。【長谷山寧音】

毎日新聞

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