立憲・野田代表の地元・船橋市長選で「直系の後輩」敗北

2025/06/23 01:09 

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 22日投開票の千葉県船橋市長選で、無所属で現職の松戸徹氏(70)が、無所属で立憲民主党が推薦する元市議の津曲俊明氏(47)ら新人4人を破り、4選を果たした。船橋市は立憲の野田佳彦代表(衆院千葉14区)の地元。7月に参院選を控える中、野田氏は終盤国会や東京都議選の応援の合間を縫って連日のように地元入りしたが及ばなかった。

 旧民主党時代も含め立憲は松戸氏を、自民、公明とともに3期にわたって推薦してきた。野田氏は今回、松戸氏が70歳になったことを挙げて「3期お疲れ様でしたという気持ちだ。新しい人に譲って、活力のあるまちにした方がいい」などとして、津曲氏の支援に転換。津曲氏は、野田氏と同様に松下政経塾の出身で、選挙戦を通じ「野田先輩の直系の後輩」などとアピールした。【田辺佑介】

毎日新聞

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