プール授業後に児童25人搬送 湿疹は圧迫痕の可能性 北九州市教委

2025/06/27 15:49 

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 北九州市小倉南区の市立高蔵小学校でプールの授業を受けていた児童25人が手の湿疹や腹痛を訴えて病院に搬送された問題で、市教育委員会は27日、湿疹はプールサイドに手をついた際の圧迫痕の可能性が高いとの見解を示した。

 プールサイドにはコンクリートの上にプラスチックタイルを貼っており、児童が手をつくと赤い圧迫痕が残る可能性が高く、湿疹も手首の付け根に集中していた。今後、医師の見解なども聴取する。

 これまでの調査で、水質に異常はなく周辺に有害な樹木や虫も確認されなかった。

 市は夏休み前にプール開きをする全市立小中・特別支援学校でプール水質調査を実施しており、異常がなければ30日以降、順次プール授業を再開する。【山下智恵】

毎日新聞

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