涼の音色と揺れる「思い出」「風景」 三重・伊賀鉄道の風鈴列車
三重県伊賀市の伊賀鉄道と伊賀鉄道友の会が企画・運行する「伊賀焼風鈴列車」が残暑の伊賀盆地を走っている。風鈴のひもの下の短冊に描かれた昭和の伊賀線の風景と思い出の絵手紙が涼しい鈴の音とともに揺れている。
伊賀鉄道の夏恒例の風鈴列車は17回目。地元の絵手紙愛好グループ「いろは」がこれまで、松尾芭蕉の句と思い浮かぶ絵を描いてきた。2025年は昭和100年にあたることから昭和の思い出絵手紙にした。絵は昭和の上野市駅舎や伊賀線を走った列車、車窓からの風景。思い出の短文は「とんぼ せみ たくさんつかまえた」「縁台にねころんで星空をながめた」「夏休み 中学時代 バレーボールは外のコート 毎日汗だくでボールを追いかけた」――など。
2両編成で30個の風鈴を揺らして走っているのは伊賀鉄道の5編成の列車のうち「ふくにん列車『伊賀の四季』号」。造花のアサガオ、すだれ、うちわも取り付けて涼しさを演出している。
運行は29日まで。運行時刻など問い合わせは上野市駅(0595・21・3231)。【大西康裕】
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