20代の元男性職員を確保 埼玉・鶴ケ島の介護施設2人死亡

2025/10/15 12:48 

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 埼玉県鶴ケ島市の老人介護施設で入所者の高齢女性2人が血を流しているのが見つかり、死亡が確認された事件で、県警は15日、元職員の男性(20代)の身柄を確保した。2人が死亡した経緯についても何らかの事情を知っているとみて調べを進める。

 事件では、15日午前4時55分ごろ、鶴ケ島市若葉2の老人介護施設「若葉ナーシングホーム」で「入所者の高齢女性2人が血を流している」と女性職員から110番があった。

 県警によると、施設の4階と5階の別々の部屋で、いずれも80~90代くらいの女性がベッドで頭から血を流して倒れていた。2人は搬送先の病院で死亡が確認された。

 捜査関係者によると、施設の防犯カメラに現場から逃走する不審な人物が映っており、行方を捜していた。【田原拓郎、板鼻歳也】

毎日新聞

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