天皇陛下と愛子さまが雅楽を鑑賞 宮内庁楽部の秋季雅楽演奏会

2025/10/26 14:14 

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 天皇陛下と長女愛子さまは26日、皇居で開かれた宮内庁楽部による秋季雅楽演奏会を鑑賞された。和琴や笛の演奏に勇壮な舞がともなう日本古来の歌舞「久米舞」などに拍手を送った。時折、案内役に楽器や装束について質問しながら、熱心に見入っていた。

 演奏会は春と秋に開かれるのが恒例。コロナ禍の中断を経て再開した2022年秋以降、愛子さまは毎回鑑賞している。案内役によると愛子さまは今回、和琴の音色や役割に関心を示していたという。お二人で計4曲を楽しみ、陛下は「すべて素晴らしかったです」と話していたという。

 宮内庁楽部の雅楽は、国の重要無形文化財に指定され、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産にも登録されている。皇居内での儀式のほか、園遊会などの行事でも披露されている。【山田奈緒】

毎日新聞

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