三重県庁内トイレに生理用品設置から1カ月 「一定のニーズある」
三重県庁内1階の女子トイレに生理用品が試験的に設置されてから10日で1カ月がたった。開庁日22日で利用は計113枚。1日平均の利用枚数は5・1枚で、県ダイバーシティ社会推進課の担当者は「一定のニーズがある」と評価している。
県庁を訪れる人が使いやすく、安全で衛生的に提供するため、県は11月10日、県庁1階女子トイレの洗面台横に、手をかざすだけで1枚ずつ取り出せるディスペンサー1台を設置。利用者へのアンケートでは「いざという時に設置されていると安心する」「もっとこの取り組みが社会に広がってほしい」などの声があったという。
県によると、同じ機器を複数台設置している浜松市は1台あたり1日に10枚程度使用されているという。県の担当者は「これからも必要な時に必要な人が安心して使えるようにしたい」と語った。
生理用品は生活協同組合コープみえと2025年日本国際博覧会協会から計約7000枚寄付されたもの。試行期間は1年程度で、利用状況や県民の意見を踏まえて継続するか判断する。
また、試行期間中は県庁1階の県民ホールで、生理をはじめ男女で異なる健康課題に関する展示をしており、県庁での生理用品設置についてのアンケートも実施している。
展示は、女性特有の健康課題による労働損失などをパネルで紹介。「フィーメール(女性)」と「テクノロジー(技術)」を組み合わせた造語で、女性特有の悩みを先進的な技術で解決する製品やサービス「フェムテック」についての説明もある。【渋谷雅也】
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