「最後のご奉公」で駐中国大使、関係改善へ尽力 丹羽宇一郎さん死去
2025年12月24日に亡くなった丹羽宇一郎さんは、不良債権を抱えて窮地に陥った伊藤忠商事のトップとして経営再建に取り組んだ。経営から身を引いた後は、人脈を買われて民間出身者として戦後初の駐中国大使を務め、両国関係が悪化する中で改善に向けて力を尽くした。
1998年に伊藤忠の社長に就くと、不動産価格の下落などで積み上がった不良資産の一括処理に踏み切り、00年3月期には882億円の最終(当期)赤字に陥った。だが、損失処理と同時にファミリーマートへの出資など攻めの施策も進めた結果、翌01年3月期は当時として過去最高の705億円の最終利益をたたき出し、V字回復を果たした。
リストラに取り組む際は、神奈川県の郊外にある自宅から電車で東京都心の本社に通勤し、役員報酬を返上した。「70歳を過ぎたら一線から引退する」と公言し、会長を経て10年に相談役に退いた。ところがその年に当時の民主党政権から大使就任を請われ、「国への最後のご奉公」と覚悟を決めて大役を引き受けた。伊藤忠の社長・会長時代には、中国の飲料メーカーへの出資やファミマの中国進出を進めるなどして中国に人脈を築いており、日中間の経済発展に期待が集まった。
しかし、12年に沖縄県・尖閣諸島を巡る問題で両国関係は悪化。同年までの在任中は、日中関係の修復に取り組んだ。15年に日中友好協会会長に就任してからも日中関係の発展に尽力した。
22年10月の毎日新聞のインタビューでは「日本は中国と戦争しても何の意味もない。歴史のいきさつは確かにある。だから、できるだけ対話と交流が必要だ」。「日中が互いに豊かな国になれば、ぎくしゃくした関係にはならない。日本は中国に経済規模で抜かれたが、ものづくりの技術力がある。日本は今後20~30年かけてアジアと中国がさらに豊かになるために中心となって協力していかなければならない」などと語っていた。
-
秋田・鹿角で震度4 東北新幹線・盛岡-新青森駅間で停電、一時停車
9日午後6時56分ごろ、秋田県鹿角市で震度4を観測する地震があった。気象庁によると、震源地は秋田県内陸北部で、震源の深さは約10キロ。地震の規模を示すマグニチ…社 会 1時間前 毎日新聞
-
小池都知事、23区の家庭ごみ有料化促す 「決めるのは区だが…」
東京都の小池百合子知事は9日の定例記者会見で、23区での家庭ごみの有料化について「実際に(有料化を)決めるのは区」と前置きした上で、「意義や効果、導入事例など…社 会 2時間前 毎日新聞
-
中学生とのわいせつ行為撮影、AV販売容疑 イベント企画会社社長逮捕
女子中学生とのわいせつ行為を撮影し、アダルトビデオ(AV)として販売したとして、警視庁少年育成課は9日、イベント企画会社「カケルエンターテイメント」(東京都渋…社 会 4時間前 毎日新聞
-
諏訪理さん、初の宇宙飛行が決定 2027年ごろにISS長期滞在
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日、諏訪理飛行士(49)が2027年ごろに国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在すると発表した。諏訪さんの宇宙滞在は初め…社 会 5時間前 毎日新聞
-
原発事故で公務員宿舎に避難、明け渡し命令が確定 最高裁が上告棄却
東京電力福島第1原発事故で福島県から自主避難し、公務員宿舎に入居した女性に対し、県が無償提供の終了を理由に住宅の明け渡しと損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、…社 会 5時間前 毎日新聞













