生活保護書類を無断で持ち出し廃棄 散乱ゴミから市民が発見 北海道

2026/01/10 10:00 

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 北海道旭川市は9日、7世帯分の生活保護関係の書類が廃棄されていたのを確認したと発表した。生活保護を担当していた職員が無断で持ち出して新聞などと一緒にごみとして出していたという。

 市によると今月3日ごろ、収集日以外にごみステーションに置かれたごみが散乱し、公文書である生活保護関係の書類が含まれているのを付近の住民が発見して通報。書類は、生活保護法による移送費支給申請書や添付の領収書など計38件に上り、住所、氏名、傷病名などが記載されていた。

 職員は2023年4月からケースワーカーとして勤務していたが、昨年から休職。市の調査に対し、自宅に持ち帰った書類に市役所外への持ち出しが禁じられていた当該の書類が混入していたことに気づかず、昨年末にごみとして出したと説明。このうち24年11月~25年1月分の3世帯計5件(約4万3000円)が未処理で未支給だったという。

 他にも未支給の情報があるといい、市は7世帯の関係者に謝罪するとともに、この職員が担当していた約180世帯に不適切な処理がなかったか調べている。【横田信行】

毎日新聞

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