札幌市、双子混同し投票用紙を誤交付 案内はがきなく勘違いか

2026/01/31 20:07 

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 札幌市は31日、清田区期日前投票所で、同市での投票資格がない30代男性に投票用紙を誤交付したと発表した。職員が双子の兄弟を混同したのが原因で、男性は既に投票を済ませて二重投票となる恐れがあるが、有効票として扱うという。

 清田区選挙管理委員会によると、男性は29日、案内はがきを持たずに清田区役所の期日前投票所を訪れた。会場で用紙に氏名、住所、生年月日を記入し、名簿対照係の職員から同じ住所・生年月日の双子の兄の投票用紙を交付され、誤りに気付かないまま小選挙区・比例選挙で投票した。

 2日後の31日、兄が期日前投票所で投票しようとしたところ、投票済みと表示され、職員が双子の名前が異なるのを見落としていたことが判明。兄は未投票が明らかだったため、投票した。弟は名簿に記載されていなかったが、誤交付による1票は回収不可能なため有効票とされる。

 公職選挙法では、引っ越しをした場合、公示日の前日より3カ月前に転入していないと新住所地で投票できないとされ、居住地の名簿に名前が記載されていないケースがある。

 清田区選管の小野寺幸恵事務局次長は「申し訳ない。今回選挙ははがきを持たない人が増える可能性があるので、市内で事例を共有し、フルネームの確認を徹底する」と陳謝した。【伊藤遥】

毎日新聞

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