久留里線一部廃止、JR東日本が20億円負担 代替バス運行費18年分

2026/02/18 07:15 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 JR東日本千葉支社は17日、廃止する久留里線・久留里―上総亀山間(千葉県君津市、9.6キロ)を巡り、代替バスの18年間分の運行費用として計20億円を負担すると明らかにした。JR東による地域貢献策も盛り込み、君津市と16日付で基本合意書を締結した。

 JR東によると、3月上旬に国土交通省に廃止を届け出て、2027年4月1日付で廃止となる見通しだ。JR東管内で廃線は、災害で被災した路線を除いて初めて。

 基本合意書によると、君津市は廃止区間の代替バスを運営し、JR東が18年間分の費用として20億円を支払う。JR東は地域貢献策として、久留里駅の東西を結ぶ通路の整備▽主要なバス停留所にベンチなどの待合スペース整備▽イベント開催時に臨時バスの運行などを計画している。

 三島大輔支社長は17日の記者会見で、廃線について「鉄道を愛してくれた地域の方々の思いを考えると残念」と語った。その一方で、久留里―上総亀山間は利用の減少が著しいと指摘。「自動車交通を中心とした移動の方が便利な環境の変化を踏まえると、より利便性の高い公共交通モードへの転換が必要と判断した」と述べた。【宮田哲】

毎日新聞

社会

社会一覧>