グラミー賞の宅見将典さん、小学校で講演 後輩激励、サプライズも

2026/02/28 09:45 

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 奈良市学園南3の帝塚山小で27日、音楽家のOB、宅見将典さんが「夢への道のり」のテーマで講演した。宅見さんは2023年、アルバム「Sakura」でグラミー賞の最優秀グローバル・ミュージック・アルバム賞を日本人として初めて受賞。自らが作曲したEXILEの「愛すべき未来へ」のピアノ演奏で始まり、子供たちの心をつかんだ。

 1~3年に担任だった辻橋紀美子教頭について「辻橋先生のおかげで音楽家になった。どんな曲もピアノで弾けるジュークボックスみたいな先生だった」と話した。サッカー部を希望していたが、辻橋教頭の勧めでブラスバンド部に入った。学習発表会で上演するミュージカル風の劇のために辻橋教頭が作った短い曲が好きで、この日は、宅見さんが作った続きと合わせてピアノで披露するサプライズも。辻橋教頭は「ただただ感動。この子とは一緒にやりたいと思ってブラスバンド部に誘った」と話した。

 宅見さんは「がんばってもうまくいかないことはある。誰かと比べるのではなく昨日の自分に勝っていればいい。疲れたら休み、諦めずに続ければ夢はかなう」と後輩たちを励ました。

 大阪市出身。歌手の西城秀樹さんのおいにあたる。作編曲家兼プロデューサーとして「EXILE」や「DA PUMP」などの楽曲を手がけた。ロサンゼルスと日本を拠点に活動している。【大川泰弘】

毎日新聞

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