カイロス3号機、3度目の打ち上げ延期 予備日は25日まで

2026/03/04 11:08 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 宇宙ベンチャー「スペースワン」(東京都)は4日、和歌山県串本町の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」で予定していた小型ロケット「カイロス」3号機の打ち上げを延期すると発表した。当初は2月25日に予定していたが、天候などの影響で延期し、再設定された3月1日も発射直前に中止を決めていた。打ち上げの予備日は25日まで。

 カイロスは全長約18メートルの固体燃料式小型ロケット。3号機には国内外の小型衛星5基が搭載されており、これらの軌道投入に成功すれば民間単独としては国内初となる。

 同社は、キヤノン電子やIHIエアロスペースなどが出資して2018年に設立された。低コストかつ高頻度で宇宙へ衛星を送る「宇宙宅配便」の商用化を目指し、30年代には年間30機の打ち上げを計画している。

 だが、24年3月の初号機は発射直後に爆発し、同年12月の2号機は発射から約3分後に飛行中断措置を取った。【駒木智一、藤木俊治、大澤孝二、加藤敦久】

毎日新聞

社会

社会一覧>