防衛大校長に元統幕長の吉田圭秀氏を起用へ

2026/03/10 08:43 

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 政府は10日の閣議で、防衛大学校の第11代校長に、元統合幕僚長の吉田圭秀氏(63)を充てる人事を決めた。4月1日付。

 吉田氏は防衛大出身者以外で初めて、自衛隊制服組トップの統幕長を務めた。自衛隊の元最高幹部が防衛大校長に就任するのは、元陸上幕僚長で第2代校長(1965~70年)の大森寛氏以来となる。

 吉田氏は東京大卒で1986年に陸上自衛隊入り。北部方面総監や陸幕長などを経て、2023年3月に統幕長に就いた。25年8月までの任期中、多層的な防衛協力・交流を進めるために各国軍のトップと精力的に対話を重ねたほか、陸海空自を一元的に指揮する「統合作戦司令部」の創設に尽力した。

 吉田氏の起用について、小泉進次郎防衛相は閣議後の記者会見で「ますます多様化、国際化する自衛隊の任務に対応できる人材育成を実現し、防衛大学校を世界一の士官学校へと発展させることを期待している」と述べた。【松浦吉剛】

毎日新聞

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