天王寺動物園、8年ぶりにゾウ飼育 マレーシアから3頭 4月に披露

2026/03/12 18:43 

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 天王寺動物園(大阪市天王寺区)は12日、マレーシアから新たにアジアゾウ3頭を迎えたと発表した。園でのゾウの飼育は8年ぶり。来月にも来園者にお披露目する予定という。

 新たに迎えたゾウはクラッ(オス、20歳)▽ダラ(メス、14歳)▽アモイ(メス、9歳)――の3頭(年齢はいずれも推定)。2022年にマレーシアの動物園と結んだ「マレーシアゾウ保護プログラム」に基づき、マレーシア政府系の保護機関にいた3頭が11日に園内に搬入された。

 園によると、マレーシアでは生息地の減少などの影響で個体数が減ってきているという。日本で繁殖や生態の研究を進めるために入園が決まった。

 園では2018年1月にメスのアジアゾウ「ラニー博子」(推定48歳)が死んで以来、ゾウの飼育はなかった。8年ぶりにゾウを迎えるにあたり、新たにゾウ舎を建設。従来の倍以上の広さがあり、水浴び用のプールや砂浴びができる施設も作るなど、ゾウが過ごしやすい環境となっている。

 向井猛園長は「大きな動物なので老若男女問わずその迫力に驚いてくれると思う。ゾウたちの生息環境の現状にも目を向けてくれればうれしい」と話した。お披露目の日は4月中旬~下旬を予定している。【露木陽介】

毎日新聞

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