36歳の元大関・高安が5連勝 「理想の相撲」 大相撲春場所

2026/03/12 22:52 

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 ◇大相撲春場所5日目(12日・エディオンアリーナ大阪)

 ◇○高安 寄り切り 義ノ富士●

 優勝決定戦で初優勝を逃し、支度部屋で涙した昨年の春場所から1年がたった。36歳の元大関・高安が初日から5連勝と、元気な姿を見せている。

 義ノ富士の懐にさっと入った。得意の左四つから懐の深さとパワーで休まず攻め立てて寄り切った。高安は「立ち上がりの反応が良かった。理想の相撲だった」と自画自賛。西の前頭筆頭で、12歳下の勢いのある相手に相撲を取らせなかった。

 腰痛に何度も悩まされてきた。好調の要因について、高安は「毎日、体に変化があるので臨機応変にケア、トレーニングをしている。本場所に一番力が出るように取り組んでいる」と説明する。

 30歳を前にした2019年九州場所を最後に大関の地位を明け渡した。年齢を重ねながらも番付を少しずつ上げ、西の関脇まで盛り返してきた。八角理事長(元横綱・北勝海)も「元大関というよりも、『今大関』という感じだよね」と評すほどだ。

 高安は序盤を負けなしで終え、「全体的に内容がいいです」と充実ぶりがうかがえる。自身の体と向き合いながら好調を維持できるか。【荻野公一】

毎日新聞

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