辺野古沖転覆 保護者から「引率の責任放棄」指摘も 学校説明会

2026/03/24 23:47 

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 沖縄県名護市辺野古沖で修学旅行中の同志社国際高校(京都府京田辺市)の2年生ら計21人が乗った小型船2隻が転覆し、女子生徒(17)ら2人が死亡した事故で、学校側は24日夜、保護者説明会を開いた。

 対象は2年生の保護者。会場は高校近くの同志社女子大で、外部非公開だった。

 学校側によると、約150人が集まり、オンラインで参加した保護者もいた。事故に関する質問が相次ぎ、4時間近く続いたという。

 終了後、西田喜久夫校長は報道陣の取材に応じた。西田校長は「十分な調査が不足していた」と謝罪し、「二度と起こさないようします」と保護者らに伝えたとした。

 保護者からは「どうして小さな船に子どもをたくさん乗せたのか」という問いかけがあったほか、小型船には教員が乗っておらず、「引率者が同乗せず、引率の責任を放棄している」との意見も出たという。

 また、西田校長は取材に対し、小型船が転覆前にスピードを出して航行していた時間帯があり、「怖い」と感じていた生徒がいたことも明らかにした。

 学校側は25日も他の学年の保護者向けの説明会を開催する。

 事故は16日午前10時10分ごろに発生。高校生8人と船長の金井創さん(71)が乗った「不屈」が転覆し、2分後に高校生10人と船長ら2人が乗った「平和丸」がほぼ同じ場所で転覆した。

 平和丸に乗っていた女子生徒と金井さんが亡くなり、生徒ら14人が負傷した。【鈴木健太郎、資野亮太】

毎日新聞

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