雨の中2.4万人が参加 国会前で憲法改正・イラン攻撃抗議デモ

2026/03/25 23:27 

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 憲法改正に反対し、米国・イスラエルとイランの戦闘に抗議するデモが25日夜、東京都千代田区の国会前であった。雨が降る中、参加した約2万4000人(主催者発表)は国会周辺の歩道を埋め尽くし、ペンライトを振ったりプラカードを掲げたりして「改憲反対」「武力で平和はつくれない」などと声をあげた。

 デモは「平和憲法を守るための緊急アクション」と題し、研究者やアーティストら市民有志でつくるグループ「WE WANT OUR FUTURE」と「憲法9条を壊すな!実行委員会」が呼びかけた。2月の衆院選で改憲に意欲を示す高市早苗首相が率いる自民党が圧勝し、憲法改正発議ができる3分の2を超える316議席を単独で獲得した。こうした背景から両団体は2月に緊急アクションを開催し、今月10日にも国会前に約8000人が集まるなど関心が広がっている。

 歌手の坂本美雨さんも参加し、マイクを手に「憲法は日常の中にある小さな幸せを守るために絶対に必要なもの。手放してはいけない」と訴えた。

 東京都武蔵野市のアルバイトの女性(25)は「今行かないと後悔すると思った」と話した。同三鷹市のフリーライターの女性(55)は「こうした活動に参加するのは10年ほど前の安全保障関連法案に反対するデモ以来。憲法9条を掲げて戦争に反対するのは日本人だからこそできることだと思う」と語った。【椋田佳代】

毎日新聞

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