「隊員第一、家族第一」 陸自久留米駐屯地で初の家族向け観桜会

2026/03/29 08:15 

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 福岡県久留米市国分町の陸上自衛隊久留米駐屯地で28日、隊員とその家族による観桜会が初めて開かれた。駐屯地では毎春、飲食を準備して地域の関係者を招く「観桜会食」を開いてきたが、ワークライフバランスを考え、家族向けの会に衣替えした。

 駐屯地司令の山田篤西部方面混成団長は「隊員第一、家族第一」を掲げ、「隊員がリフレッシュし、家族との絆を強くしてもらいたい」として内容を変更した。自衛隊活動は隊員の心の健康と家族の理解や協力が重要になる。山田団長は「桜の下で(家族に)感謝を直接伝えることが、組織の基盤強化につながる」と話した。

 咲き始めた桜に囲まれたグラウンドには、隊員が家族らと集まり、バーベキューやテニスボールでの的当てゲームを楽しんだ。家族が駐屯地を訪れる機会は、これまで一般開放の時に限られたため、隊員らは笑顔で春らんまんの一日を過ごしていた。

 29日には例年通り、桜の一般開放がある。キッチンカーが来るほか、地対空誘導弾などの装備を展示する。久留米駐屯地は新入隊員の教育も担っており、桜が満開に近づく30日には、約200人が配属される。【前田博之】

毎日新聞

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