スピードスケート佐藤綾乃選手、群馬県庁を訪問 「改めて感謝」

2026/04/08 21:47 

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 現役引退を表明したスピードスケート女子の佐藤綾乃選手(29)が7日、群馬県庁を訪れ、山本一太知事を表敬訪問した。佐藤選手は五輪3大会で獲得した金銀銅のメダルを手に「皆さんの応援があってこその充実したスケートシーズンだった。改めて本当に感謝したい」と笑顔を見せた。

 佐藤選手は北海道出身で、2015年から19年まで高崎健康福祉大学のスケート部に所属。「卒業してからも、たくさんの方々に応援いただいて、私の背中を押してくれる力になった」と感謝した。

 女子団体追い抜き(パシュート)で18年の平昌五輪に出場し、高木菜那、美帆選手や菊池彩花選手とともに金メダルを獲得。冬季五輪の日本女子選手では史上最年少だった。22年の北京五輪で銀、今年のミラノ・コルティナ五輪で銅メダルの成績を収め、3大会連続でメダルを獲得した。

 佐藤選手は「3大会それぞれ思いがあるが、純粋にうれしかったのは平昌。こんな自分が金メダルをとれた驚き、衝撃が強い」と振り返った。

 今後は所属先のANAに社員として勤務するという。「指導者としてはやらない方向で考えているが、経験とか技術面を伝えられる機会だったり、スケート教室だったり、楽しい雰囲気で携われる活動があったら参加したい」と話した。

 山本一太知事は「群馬県にエネルギーと勇気を与えてくれた。新しい分野でもぜひ活躍してほしい」と激励した。【新宮巳美】

毎日新聞

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