熊本地震10年 知事「安心と希望のふるさと作る」 合同追悼式

2026/04/16 10:46 

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 観測史上初めて最大震度7の激震に2度襲われ、熊本と大分両県で災害関連死を含む278人が亡くなった2016年4月の熊本地震の本震から10年になった16日、熊本県と市町村合同の追悼式が熊本市の熊本城ホールであった。遺族や木村敬知事らが参列し、犠牲者に黙とうをささげた。

 追悼式で木村知事は「復興の歩みを力強く支えてくれた皆さまに改めて深く敬意と感謝を申し上げる。熊本の未来を担う子どもたちが、安心と希望を持って歩んでいける『ふるさと熊本』をつくり上げることを改めて固く誓う」と式辞を述べた。式に先立ち、遺族同士が語り合う場が、前年に引き続き設けられた。参加した遺族は愛する家族を失った胸の内を話し、交流を深めた。

 熊本地震は16年4月14日午後9時26分にマグニチュード(M)6・5の前震が発生。その約28時間後の16日午前1時25分、M7・3の本震が発生した。家屋倒壊などの直接死で50人が犠牲になり、16年6月の豪雨災害で亡くなった5人も地震との関連が認められた。避難生活で体調が悪化するなどした災害関連死は両県で223人に上った。【黒澤敬太郎】

毎日新聞

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