盗撮で免職の元教員に賠償請求へ 名古屋市教委、体液で汚した物品代

2026/04/16 12:00 

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 名古屋市立小学校の元教員らが女子児童の盗撮画像を交流サイト(SNS)のグループチャットで共有していた事件で、市教育委員会は15日、グループのメンバーでいずれも懲戒免職にした元市立小教員2人に対し、計約255万円の損害賠償請求を行うことを明らかにした。体液を付着させたとされる給食用食器など、2人が2025年までに学校に損害を与えた物品の交換費用などを請求する。

 2人は水藤翔太被告(35)と和田(旧姓・森山)勇二被告(42)=いずれも性的姿態撮影処罰法違反罪などで公判中。それぞれ支払う意向を示しているという。

 市教委によると、水藤被告は、勤務先の小学校で給食の食器内に体液を混入したとして器物損壊罪などで起訴された。学校は事件発覚直後、全ての食器、スプーンなどを新品と交換。廃棄費用も含め計約234万円を請求する。

 一方、グループの開設者とされる和田被告は、児童のリコーダーに体液を付着させたなどとして器物損壊罪で起訴された。勤務先の小学校では、昨年7月に業者に委託して隠しカメラがないか校内を調べたほか、リコーダーなどの物品も代替品を購入して児童に渡した。和田被告には業者委託費と物品購入費計約20万円を請求する。【岡村恵子】

毎日新聞

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