知床沈没事故 被告社長に禁錮5年求刑 判決は6月 釧路地裁

2026/04/16 16:51 

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 北海道・知床半島沖で2022年、観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没して乗客乗員全26人が死亡・行方不明となった事故を巡り、業務上過失致死罪に問われた運航会社「知床遊覧船」社長の桂田精一被告(62)に対し、検察側は16日、釧路地裁での公判で禁錮5年を求刑した。

 公判では、死傷事故が発生する恐れを見通せたかどうかの予見可能性などが争点。桂田被告側は25年11月の初公判で起訴内容を否認し、無罪を主張している。

 起訴状によると、桂田被告は22年4月23日、強風や高い波などの荒天が予想される中、安全統括管理者、運航管理者として航行中止指示などの注意義務を怠り、午後1時20分過ぎごろに船を沈没させ、乗客乗員を死亡させたとされる。船長の男性(当時54歳)は事故で死亡した。

 判決は6月17日に言い渡される予定。【谷口拓未】

毎日新聞

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