「夜も火が収まらない」 県は自衛隊に派遣要請 岩手・山林火災

2026/04/22 21:22 

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 22日午後1時50分ごろ、岩手県大槌町小鎚の山林で火災が発生し、民家1棟が全焼するなど計5棟が焼けた。約3時間後には約10キロ離れた大槌町吉里吉里(きりきり)地区でも林野火災が発生。町によると、2カ所とも延焼が続き、その範囲は計約110ヘクタールに上っているという。

 地元消防や県の防災ヘリが消火に当たったが、鎮火のめどは立っていない。けが人は出ていない。

 吉里吉里地区では民家まで火が迫り、町は一帯の住民に避難指示を出した。22日午後9時現在で、約220人が避難したという。岩手県は災害特別警戒本部を設置し、自衛隊に災害派遣を要請した。

 前大槌町長で吉里吉里地区に住む碇川豊さん(75)は「出火直後は風が強く、焦げ臭かった。夜になっても火が収まらずどんどん広がり、山のふもとにある中学校にも迫りそうな勢いだ」と話した。【奥田伸一、遠藤大志】

毎日新聞

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