大麻の簡易検査結果に誤り 一時男性逮捕も16時間後釈放 福岡

2026/04/25 11:30 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 福岡県警は24日、大麻を含む植物片を所持したとして20代男性を麻薬取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕したが、その後の県警科学捜査研究所による正式鑑定で大麻の成分が検出されなかったため、逮捕から約16時間後に釈放したと発表した。県警は「同種事案が発生しないよう再発防止に努める」としている。

 県警によると、23日午後10時半ごろ、久留米市内の交差点で男性が運転する乗用車が大きく膨らんで左折。パトカーでパトロール中の久留米署員が停止を求め、男性に職務質問した。その際、車内から植物片2本が見つかり、うち1本を使って試薬を使った簡易検査をしたところ、大麻の陽性反応を示したことから現行犯逮捕した。しかし逮捕後に科捜研で同じ検体を正式鑑定したところ、大麻成分が検出されなかったため、24日午後4時ごろ、男性を釈放した。一方で正式鑑定の結果、大麻以外の麻薬成分が検出され、県警は今後任意で捜査を続ける。

 県警によると、現在の試薬の判定方法になって以降、同種の誤認逮捕は初めて。簡易検査の手順などに問題はなかったといい、県警は「原因について鋭意調査する」としている。【木下翔太郎】

毎日新聞

社会

社会一覧>