8年前の六本木女性殺害疑い マレーシアで拘束の47歳を逮捕

2026/04/25 16:56 

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 東京都港区六本木のマンションで8年前、女性が殺害された事件で、警視庁捜査1課は25日、住所・職業不詳、高橋伸明容疑者(47)を殺人容疑で逮捕した。高橋容疑者は事件後にマレーシアに出国し、国際手配されていた。

 逮捕容疑は、2018年10月11~12日ごろ、港区六本木5のマンションの一室で、当時交際していた、横浜市青葉区梅が丘、職業不詳、バレツタ久美さん(当時29歳)の頭を鈍器で複数回殴り、脳損傷によって死亡させたとしている。

 現場の部屋からは鉄アレイが見つかっており、警視庁は凶器に使われた可能性があるとみて調べている。高橋容疑者は「何も話すことがない」と容疑を否認している。

 警視庁は殺害した疑いが強まったとして19年6月に殺人容疑で逮捕状を取り、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配していた。25年6月、マレーシア当局から高橋容疑者を発見し身柄を拘束したとの連絡があったという。

 拘束が解かれて強制退去処分となり、警視庁の捜査員らが現地に出向き、25日にマレーシアから移送し、逮捕した。

 バレツタさんの母親は25日、「私たち家族にとっては時間が止まったままでした。家族思いで優しくて努力家だった娘に毎日会いたくてたまらない気持ちと同時に、容疑者に対しての怒りと憎しみを抱えて過ごしてきました」とのコメントを発表した。【朝比奈由佳、松本ゆう雅、林帆南】

毎日新聞

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