磐越道バス事故 松本文科相「一体的な安全対策を指示」

2026/05/12 11:10 

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 福島県郡山市の磐越自動車道で北越高校(新潟市)の男子ソフトテニス部員らを乗せたマイクロバスがガードレールに衝突し、1人が死亡するなどした事故を巡り、松本洋平文部科学相は12日の閣議後記者会見で「安全管理について一体的な対策を検討するよう関係局長に指示する」と述べた。

 沖縄県名護市辺野古沖で小型船が転覆し修学旅行中の女子生徒ら2人が死亡した事故も踏まえ、児童生徒が立て続けに巻き込まれたことから、12日に緊急の関係局長会議を開く。

 磐越道の事故は6日に発生。福島県警は自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で新潟県胎内市の無職、若山哲夫容疑者(68)を逮捕し、バス運行会社「蒲原鉄道」(同県五泉市)を家宅捜索した。路線バスや観光バスのような旅客運送用の車両ではないのに、運行会社が運転手に報酬を支払う「白バス」行為が行われていた可能性も浮上。学校側は会見で、旅客運送用の車両かどうか吟味していなかったと明らかにしている。

 松本氏は「詳細は確認中でありコメントは差し控える」とした上で、「事業者に移動手段の手配や確保を依頼する場合においては、契約内容を明確にした上で事業者と適切な契約を行うとともに、利用する旅客運送の安全確保についてあらかじめ確認をするということが必要である」との認識を示した。【斎藤文太郎】

毎日新聞

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