部活で教員運転レンタカー 北海道立校3割が利用 禁止明示せず

2026/05/25 08:45 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 北海道教育委員会は22日、部活動の送迎で使用が認められていないレンタカーで横転事故が起きたことを受けて実施していた部活動の移動手段に関する調査結果(速報)を公表した。2025年度は全道立学校252校の約3割に当たる76校が、教員が運転するレンタカーを利用していた。

 調査は15~21日、道立の高校、中等教育学校、特別支援学校を対象とし、移動手段などについて質問した。回答は全校からあった。

 道教委によると、25年度にレンタカーを使用した移動は、教員による運転が前年度比13校増の76校、保護者による運転が同7校増の14校。道教委はバス業者の人手不足などが原因とみている。

 道教委は09年、部活動などで生徒を引率する際、公共交通機関やタクシー、貸し切りバスなどを原則使用することとし、例外として教員の自家用車を使うよう道立学校に通知している。だが、通知ではレンタカーの使用禁止を明示していなかった。

 道教委の遠藤直俊・指導担当局長は「学校に通知の趣旨を丁寧に伝える必要があった」とし、「地域の実情に応じたルールを検討していきたい」と述べた。道教委は調査結果を精査し、対応策や新ルールを検討するとしている。【小林大輝】

毎日新聞

社会

社会一覧>