皇族数確保策、衆参正副議長が協議 全体会議での提示は6月に

2026/05/27 21:09 

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 安定的な皇位継承に向けた皇族数確保策を巡り、衆参正副議長の4者が27日、衆院議長公邸で会談した。関係者によると、森英介衆院議長(自民党)は「立法府の総意」について草案を提示した。4者は来週にも改めて会談する見通しで、各党会派が参加する皇族数確保に関する全体会議での議長案の提示は6月にずれ込むことが確実となった。

 森氏と石井啓一衆院副議長(中道改革連合)、参院の関口昌一議長(自民)と福山哲郎副議長(立憲民主党)の4氏が参加した。非公開で行われた協議では、森氏が草案を示し、いくつか質問が出るなどのやりとりがあったが結論には至らず、引き続き協議することを確認した。

 15日にあった前回の全体会議で森氏は、速やかに次回会合を開いて各党会派に案を提示し、今国会中の皇室典範改正を目指す姿勢を示している。広範な支持が得られるとりまとめを示せるかが焦点となっている。

 皇族数確保策について、政府の有識者会議は①女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持②旧宮家出身の男系男子を養子縁組で皇族とする――の2案を示し、国会で検討をしてきた。①については各党が大筋で一致している。一方、中道は結婚した女性皇族の夫や子への身分付与を皇室典範改正時の付則の検討条項に盛り込むことを求めているが、自民は否定的な見解を示している。②は自民が「第一優先」とするが中道は「制度化することも考えられる」とし、立憲は「極めて慎重な検討が必要」としている。【富美月、森口沙織】

毎日新聞

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