イヌワシの放鳥中止に ヒナが骨折、治療に専念 宮城・南三陸

2026/05/30 08:15 

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 宮城県南三陸町での野生復帰プロジェクトで放鳥される予定だったニホンイヌワシのヒナについて、盛岡市動物公園(辻本恒徳園長)は29日、ヒナが骨折していることから放鳥を中止したと発表した。

 このヒナは同園のつがいから今春生まれ、巣立ちのタイミングで放鳥するため、23日に南三陸町に移送されていた。しかし、24日に右足に異常がみられたことから、26日に同園に戻り、検査したところ、骨折が判明した。当分の間、一般公開は見合わせ、治療に専念するという。

 国の天然記念物で絶滅危惧種であるイヌワシの野生復帰プロジェクトではすでに、多摩動物公園(東京都)で生まれたヒナも南三陸町に移送されている。このヒナは予定通り、6月中旬にも放鳥される見通し。同プロジェクトのメンバーの日本自然保護協会の出島誠一さんは「骨折した原因は今のところ分からないが、検証を進め、今後のプロジェクトに生かしていきたい」と話していた。【佐藤岳幸】

毎日新聞

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