陸自が「富士総合火力演習」 国内最大規模、ミサイル発射機公開

2026/06/07 15:42 

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 陸上自衛隊の東富士演習場(静岡県)で7日、国内最大規模の実弾射撃訓練「富士総合火力演習」があった。島しょ部への敵の侵攻を阻止する想定で約3000人が参加。戦車と機動戦闘車など計約50両、火砲約50門による実弾射撃のほか、スタンドオフミサイルの車両型の発射機が一般公開された。

 演習は、陸自富士学校の学生への火力戦闘教育や、一般向けの情報発信を目的に毎年実施。陸自によると、68回目の今回は、69・5トン(約8億2000万円)の弾薬を使用したという。

 隣接する富士駐屯地(静岡県)には、有事の際の反撃能力(敵基地攻撃能力)にもなり得る長射程のスタンドオフミサイル「25式高速滑空弾」が、3月末から配備されている。この日は発射機が披露され、ミサイル発射の様子が大型スクリーンに映し出された。偵察用ドローンを観覧席へ接近させる演出もあった。

 一方、最新鋭の「10式戦車」については例年と異なり、実弾射撃を自粛。4月に日出生台(ひじゅうだい)演習場(大分県)で隊員4人が死傷した砲弾破裂事故に伴う対応で、この日は軌道走行のみを行った。【宮城裕也】

毎日新聞

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