AI企業は問題解析の機能制限 中国の統一大学入試「高考」開始

2026/06/07 12:10 

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 中国の全国統一大学入学試験「高考」が7日、各地で始まった。中国教育省によると、今年の出願者数は前年比45万人減の1290万人となり、過去最多を記録した2024年の1342万人から2年連続で減少した。

 理由について、中国メディアは、26年に高校などを卒業する現役の学生数自体が減っていることや、試験の「脱暗記」が進んだことなどによる浪人生の減少、進路の多様化といった専門家の見方を伝えている。

 試験会場となった北京市内の高校前では7日朝、保護者らが集まり、緊張した面持ちで会場入りする受験生に「加油!(頑張れ!)」などとエールを送っていた。

 受験生の孫を見送りに来た男性(75)は「受験に影響を与えないよう今朝は多くの言葉はかけなかったが、落ち着いて臨んでほしい」と話した。

 歴代王朝の官吏登用試験「科挙」にも例えられる高考は、経済減速による就職難が続く中、高学歴を求める若者らによる激しい競争の舞台となっている。社会全体で受験生を応援する一大イベントでもあり、期間中は交通規制が行われる。

 中国メディアによると、国内の多くのAI大手企業は、不正防止のため、試験期間中、問題解析など受験に関連する一部の機能を制限する方針だ。

 7日は国語や数学、8日は外国語などの試験がそれぞれ行われ、地域によっては9日や10日まで日程が続く。受験生は6月下旬に発表予定の高考の成績をもとに、志望大学や学部を選び、合格を待つ。【北京・畠山哲郎】

毎日新聞

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