金正恩氏、新型駆逐艦の航海試験視察 1万トン級建造計画に言及

2026/06/06 19:54 

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 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は6日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が4日に5000トン級の新型駆逐艦「姜健」の航海試験を視察したと伝えた。金氏は2月の党大会で示された新たな「国防5カ年計画」に基づき、今後、1万トン級の駆逐艦建造を進める方針を明らかにした。

 北朝鮮は昨年4月に同じく5000トン級の駆逐艦「崔賢」を公開し、同年6月に姜健を進水させた。朝鮮労働党創建記念日の10月10日までに3隻目を完成させる方針を示している。

 金氏は航海試験後、海兵の運航能力と駆逐艦の機動性を称賛した。その上で、「水中と水上でいつでも敵に致命的な打撃を与えられるよう急速に強化する」ことは、5カ年計画の「最も重要な核心課題だ」と指摘。海軍現代化計画が「必ず実現されるとの信念と期待」を示し、崔賢と姜健をできるだけ早期に海軍に就役させるよう指示した。

 これまで北朝鮮は、5000トン級や8000トン級の駆逐艦建造計画を公表してきた。金氏が1万トン級に言及したことについて、韓国統一研究院の洪珉(ホン・ミン)先任研究委員は「周辺国のイージス艦級戦力に対抗するため、将来的には巡洋艦級まで艦艇の大型化を進める構想を示したものだ」と分析した。【ソウル日下部元美】

毎日新聞

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