「みんなで大家さん」 成田市が開発計画の変更・廃止の検討要請

2026/06/11 19:55 

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 成田空港周辺の開発への出資を募る不動産投資商品「みんなで大家さん」の分配金支払いが遅れている問題で、開発を許可した千葉県成田市は11日、業者に計画の変更・廃止の検討を求めたことを市議会で明らかにした。市によると、こうした要請をしたのは初めて。

 業者は東京都千代田区の不動産会社「共生バンク」。45万平方メートルにホテルなどを整備する計画を立て、市は2019年に開発許可を出した。ところが造成工事は遅延。完了予定は21年3月から27年8月末に4度先送りされ、一部用地を貸していた成田国際空港会社(NAA)も賃貸借契約を終了している。

 工事の進捗(しんちょく)についての質問に対し、小泉一成市長は共生バンクから3月に「一時的に造成工事の調整期間に入る」との報告を受け、これ以降作業が進んでいないと説明。工事費確保やNAAとの再契約協議も進展が見られないとして、5月1日付で「計画の変更または廃止を検討するよう通知したところだ」と述べた。

 市によると、共生バンクはグループ会社の不動産を売却して資金を確保する意向を示しているという。共生バンクが県に提出した報告書によると、工事全体の進捗は1月30日現在で全体の2・42%。【合田月美】

毎日新聞

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