韓国から返還、対馬の観音菩薩坐像が初公開へ 九州国立博物館

2026/06/28 10:45 

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 長崎県対馬市の観音寺から2012年に盗まれて韓国に持ち込まれ、25年5月に返還された「観音菩薩(ぼさつ)坐像(ざぞう)」が7月7日~8月30日、福岡県太宰府市の九州国立博物館(九博)で公開される。返還後、対馬市以外で公開されるのは初めて。

 九博で開催される特集展示「九州渡来仏」に出展される。展示では、中国や朝鮮半島から九州各地に伝えられた古代から近世の仏像など40件を紹介。人々が国境を超えて祈りをささげた渡来仏の魅力や意義などを伝える。

 観音寺の「観音菩薩坐像」は、朝鮮半島の高麗時代に当たる1330年に朝鮮半島で制作されたとされる。盗難に遭った後、韓国の寺が所有権を訴え、韓国で訴訟となった。韓国の最高裁で観音寺の所有権を認める判決が確定し、返還された。返還後は、対馬市の対馬博物館に寄託されている。【高芝菜穂子】

毎日新聞

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