「元気なら今ごろは中学生」 千葉・八街の児童死傷事故から5年

2026/06/28 20:44 

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 千葉県八街市で2021年、下校中の児童の列に飲酒運転のトラックが突っ込み、5人が死傷した事故は28日で発生から5年を迎えた。事故現場には朝から人々が訪れ、犠牲になった子どもたちを悼んだ。

 東金市の会社員の女性(29)は夫とともに白い花と飲み物を手向けた。八街市出身で事故当時も市内に住んでいたといい「子どもたちが元気なら今ごろは中学生か。毎年この日が近づくと胸が苦しくなる。運転するものとして事故のことを忘れずにいたい」と話した。

 現場近くに住む70代の女性は「(トラックを)運転していた人もその家族もよく知る地元の人だから、なおさらつらい。5年になるのは分かっているが、地元では今も誰も事故の話はしたがらない」と話した。市役所では発生時刻の午後3時23分に合わせ、北村新司市長が幹部と現場方向に黙とうした。

 事故後、現場の幅約7メートルの直線の市道は最高速度が60キロから30キロに規制され、路面には緩やかな段差を設けて車両の減速を促す「ハンプ」も設置された。「それでもたまに猛スピードで走る車やバイクもいる。あの事故を知ってか知らずか」と住民の女性は嘆いた。

 事故では、市立朝陽小3年の男児(当時8歳)と2年の男児(同7歳)が死亡。3人が大けがをした。運転していた男性は22年4月に自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の罪で懲役14年が確定した。【合田月美】

毎日新聞

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